DESCRIPTION
現実空間に存在する立体物は、光のあり様によって見え方が変化します。ある時は強いコントラストで現れるシャープな線も、時と場が変われば見えないほどになることも。そして私たちもまた常に変化する光に包まれています。こうして記すとなんでもないことですが、ささやかな、しかし大切な物事こそが日常のなかで見落とされてしまいます。卓上の硯がこうしたことを静かに語りかけ、気づかせてくれるものであるのなら、新たな造形の可能性があるはずです。