DESCRIPTION
十六世豊斎としての象徴的な作風。藁灰による美しい青の月白釉が一盌でのなかで様々な表情を作り強く火を被って焦げた緋色(ひいろ)の力強くプリミティブな景色とコントラストを持ちつつ、月白釉と同じく流し掛けした白化粧土がその両者を繋いで、現代的で十六世豊斎としての「綺麗寂び」を体現した茶盌です。本作品は、その中でも強く立ち上がり、鋭く力強い印象に仕上げました。